富山国際大学

【PRコメント】

　富山中心市街地の客層の特徴を明らかにするために、総曲輪と富山駅南口前で来街者動線アンケート調査を実施し、両地区の調査結果を比較分析する。また、事前に富山中心市街地の来街者に対して動線の仮設構築のための簡易な観察・ヒアリング調査を実施して、本調査によって主要動線を明らかにする。
　次に、以上の調査結果の実態を踏まえて、富山市中心市街地の活性化に繋がる求心力のある回遊性を検討・提案するために、富山市役所、商工会議所の中心市街地施策担当者並びに、商店街理事長、店舗経営者の一部の方に訪問面接ヒアリング調査を実施して、総合的・体系的に分析・整理・検討を行う。これにより現状の客層や動線の実態を分析することから求心力のある回遊性を創出することによって、中心市街地を構成している各施設（商業者、サービス業等）は連携や連帯意識の重要性に気づき、協同意識の醸成を図ることができる。また来街者の滞留時間が長くなることによって、買い物消費額の増加を図ることが見込める。

平成29年2月28日(火)富山県民会館にて研究成果発表会を開催しました。